子供（特に男子）が野球遊びで使う“おもちゃバット”を再デザインし、新しい用途と機能を付加する事で昔ながらの遊具の良さに再注目してもらいたいです。プラスチック製おもちゃバットの天頂部に窪み部分を設け、カラーボールをはめ込み一体にして持ち運びしやすくしました（収納としてのバット）。さらにボールをはめ込んだ状態のバットを素振りした時、強い遠心力がかかるとボールが前に飛び出すように窪み部分の形状を調整しています。当然子供達はボールが飛び出すまで夢中でバットを振りたくなるでしょうし、友達と競うなど遊び方は増えます（遊びとしてのバット）。このような機能と効能を両立し、部屋に閉じ籠りがちな子供が外で遊びたくなる健康的な遊具を提案します。